猫壱のロゴ
販売事例: NECOICHI

越境ECから現地法人へ。
アメリカへの参入の入り口はAmazonグローバルセリングでした。

猫壱の社長竹内様

「猫にとっての壱番を」

竹内様はそれまで、アメリカのペット用品ブランドのアジア代理店に勤務されていましたが、5年間の代理店でのノウハウを活かし自社ブランドを立ち上げたいという思いで兄、竹内淳様と会社を設立。「代理店での仕事を通して、ペットと飼い主の為にもっと良い商品が作れると思ったのです。」商品開発から「猫にとっての壱番を」をモットーに良いものを作りたいという思いがきっかけで今の会社設立に至ったと言います。

Amazon.co.jpには2013年からご出品いただいている猫壱様ですが、自社のサイトではB2Cの直接販売はしておらず、EC販売を開始したのも卸先業者の提案がきっかけでした。開始当初はビジネスのほとんどが実店舗だったそうですが、今では6割強がECによる売上、内半分以上はAmazonが占めると言います。
食べている猫が二つ

「アメリカに現地法人を持つ事が実現できました」

Amazon.com(アメリカ)での販売を始めたのは翌年の2014年2月。アメリカのAmazonにて売れ行きが非常に良かったとの事で、11月には現地法人を構え、実店舗の設立や展示会への参加を実現されております。
現在は、アメリカ・カナダ・メキシコ含む北米をメインに販売されており、Amazonグローバルセリングの売上は、今では会社全体の20%まで増加したとの事です。
「現地にいなくても日本から容易に販売できるのはFBAのおかげです。正直、こんな簡単にアメリカで販売できるんだ、と思いました。通常、海外に参入する際、現地法人を作って、倉庫を借りて、英語ができるカスタマーサービスを準備し、現地配送会社と契約し・・・など、ものすごい費用と手間の投資が必要です。その国でお客様の支持が得られるようになるのは数年後でしょう。FBAなどが充実しているAmazonグローバルセリングを利用し、それが数か月で実現できてしまいました。FBAを利用して海外で販売することは、まるで海外の一等地に自社の自動販売機を設置するようなものだと感じています。」

アメリカのAmazonでは日本国内同様にFBAをご利用いただけ、倉庫に在庫を送るだけで出荷・配送・カスタマーサービス・返品対応はAmazonに全てお任せいただけます。FBA登録のある商品はAmazon.comでもPrime商品として表示され、アメリカでの2日以内の配送が可能です。海外でも商品をPrime化させお客様の購入転換率を保つことができます。

海外販売に関する知識はありましたか?

「始める当初、輸出や越境ECの知識はゼロでした。本を2冊買ってそこから手探りで始めたのを覚えています。Amazonは国をまたいでも出品用アカウントや商品ページの作りが同じなので、非常に楽です。それに加え当時とは異なり、現在は日本語のサポートチームも充実していますし、毎日操作するアメリカの出品用アカウントも全て日本語で操作できるので非常に助かっています。当時は私一人で海外販売の商品登録や納品梱包などすべてやっていましたが、現在は8人の従業員に増えリソースも増えました。」
猫壱の従業員たち
海外にて商品を販売する際には、輸出や返送に関する手続き、海外送金、現地言語への翻訳、法的対応や適切な税処理など追加で対応が必要となる項目が複数ありますが、Amazonでは、これらの煩雑な手続きに対して専門的にサポートし、出品者様に代わってご対応いただける外部企業様(サービスプロバイダー)を複数ご案内しています。
高い基準の審査に通過した、日本語サポート可能なサービスプロバイダーをご利用いただく事で、輸出に関するリサーチの時間短縮とコスト削減を実現できます。

日本製へのこだわりはありますか?

猫壱様は今後も日本製の商品を強みに海外販売のビジネスを更に拡大したいとお話しています。

「やはり、日本の工場と取引するのは品質が安定していて安心できます。今後はなるべく全ての商品ラインアップを日本製に移行していきたいと考えています。多少値段が高くても高品質なものを売りたいですね。売れてくると、類似商品を販売する企業も出てきますので、差別化としても日本製を全面に売り出して行きたいです。」
猫が二つ
カスタマーであるペットの飼い主の意見を中心に商品開発をしている猫壱様。商品を作る前段階から入念にアンケート調査を行い、デザイン・パッケージまで商品に期待する点を細かく聞く事を心掛けているそうです。Amazonのレビューや各マーケットプレイスのランキング上位に入る商品等を分析し、今ではAmazon中心の商品開発とも言える状態だとおっしゃいます。

海外販売で嬉しかったエピソードはありますか?

「当初Amazonグローバルセリングを始めたころは、自社商品が売れるか分からなかった為3商品を5つずつぐらいひと箱に詰めてFBAに送りました。2日ですべて完売しているのを見た時は、今まで日本で作ってきた商品が初めてアメリカで受け入れられたのを実感し嬉しかったですね。今ではメキシコとカナダにも出品していますが、FBAリモート出荷を使えば、アメリカの倉庫から北米全体に出荷してくれるので簡単に販路の拡大ができました。」

他の出品者様にアドバイスはありますか?

「1つは、海外販売の壁は高くないという事ですね。Amazonには豊富なサポート体制が揃っているので大きな投資なしで開始できます。2つ目に、海外マーケットプレイスでは、売れると思ったものが売れなかったり、逆に日本では売れないものが売れたりという事が多くあります。先入観を持たずに色々試すのが大事だと思います。」
猫壱のロゴ
場所
日本
出品中マーケットプレイス
日本、アメリカ、カナダ、メキシコ

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