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Amazonが「Taco vs Burrito」ゲームの不正業者への対処に協力

「Amazonが提供しているあらゆるブランド保護ツールに非常に感銘を受けています。Amazonとそのブランド保護プログラムなしには、弊社のビジネスを数百万ドルの売上の規模に拡大することはできなかったでしょう」
Leslie Pierson氏
社長
※本ページに記載の内容は個人の感想に基づく一例であり、同等の効果および売上の向上等を保証するものではありません。

ゲームに参加

Leslie Pierson氏の7歳の息子Alex君が、カードゲームを作ってKickstarterで資金調達したいと言い出したとき、彼女はどう考えたらいいのかわからなかったそうです。

とはいえ、このアイデアは突然出てきたわけではありませんでした。Leslie氏の家族はカードゲーム好きで、週末はずっとゲームをプレイしたり、評価をしたりして楽しんでいます。Leslie氏はまた、商品を作って販売した経験を持つ起業家でもあり、新商品を開発してKickstarterで資金調達する際に、Alex君はよくそばで見ていました。

Alex君には、「Taco vs Burrito」という名前のゲームのアイデアがありました。これを実現するために必要なことを説明しても、Alex君が動じないことに母親は驚かされました。そこで、Leslie氏の指導を受けながら、計画を立てて、プロトタイプの構築に取りかかっていきました。

Alex君は根気強く、毎週末にゲームの微調整とテストを行い、メモを取り、改良を重ねていき、Leslie氏とAlex君は6か月後には、実際に商品をキックスタート(始動)させるだけの自信を持つほどになりました。
Taco vs Burrito brand image

サイコロを振る

「一度ゲームが形になると、他のゲームをやりたいとは思わなくなりました」とLeslie氏は振り返ります。「毎回違った楽しみ方ができて、いろいろな戦略があることに驚きました」。

Leslie氏とAlex君は自分たちが作り上げたものに非常に満足していましたが、Kickstarterにおける期待値は特に高くはなかったようです。

「7歳の子どもが作ったゲームであることを意識していました」とLeslie氏は説明します。「そして、そのことについて率直に伝えていました」。

しかし、発売前にブランドを保護するために商標登録の手続きを開始したのは先見の明があったと言えるでしょう。

Leslie氏が驚いたことに、Kickstarterのキャンペーンは大成功でした。

「家族や友人と始めたものでしたが、多くの人々に支援してもらいました」と彼女は言います。

初回発売分はすぐに完売し、プリンターの元に戻って増産することとなりました。そこからビジネスはどんどん発展していきました。
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このカードゲームの正しい遊び方

Leslie氏は最初から、「Taco vs Burrito」はAmazonでしか売らない、とはっきり言っていました。

この決断は、実用性を重視したものでもありました。

「これは息子が経営するビジネスなので、息子にとって手に負えないようなものにはしたくなかったんです」とLeslie氏は説明します。「Amazonは多くの手間を省いてくれて、利益率の高い出品先なので、迷うことはありませんでした」。

Leslie氏は、以前にAmazonで出品した経験から、ブランドの知的財産権の保護と出品情報の正確さを管理するのに役立つ無料のプログラムであるAmazon Brand Registryの存在を知っていました。Leslie氏とAlex君は「Taco vs Burrito」の商標の申請中だったため、すぐにBrand Registryに登録することができました。また、Brand Registryにより、20を超えるブランド構築プログラムの対象になりました。

反則

成功を収めた後、ネットの通販サイトや、Leslie氏とAlex君の自宅近くの実店舗のおもちゃ屋さんでも、粗悪なコピー品が出回るようになりました。

実店舗で、「普段からかなり評判の良いサイトから在庫を買ったのですが、品質がひどかったんです。説明書は古く、印刷は不鮮明で、カードにはホコリのようなものが残っていました」とLeslie氏は聞いたそうです。

近所のおもちゃ屋さんでのこの体験から、Leslie氏はAmazonでも模倣品がないか警戒して見るようになりました。幸いなことに、彼らはBrand Registryに登録していたため、Leslie氏は権利侵害の報告ツールを使って簡単に権利侵害にあたる出品を追跡し、Amazonに報告して削除してもらうことができました。

「権利侵害の報告を使うと、画像をアップロードし、その画像で検索して、他の方法では見つからなかったものを見つけることができます」とLeslie氏は言います。「非常に簡単に使えて、世界中にあるAmazonストアを監視して、模倣品が売られていないことを確認することもできます」。
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ブランドの構築

Brand Registryのメリットは、模倣品の防止だけにとどまらないとLeslie氏は言います。Brand Registryに登録すると、商品紹介コンテンツやブランド分析など、特別に用意されたさまざまなブランド構築ツールを利用できるようになり、Leslie氏はこれらが「Taco vs Burrito」の成功に不可欠なものだったと考えています。

商品紹介コンテンツにより、Leslie氏はAmazonの商品詳細ページでリッチテキストと画像を使用し、彼女のブランドを紹介して、トラフィックとコンバージョンを促進することに成功しました。

「商品紹介コンテンツは、出品情報に大きな違いをもたらします。コンバージョン率を瞬時に2倍にすることができるのです」と彼女は言います。

Leslie氏はブランド分析を使用しました。このツールでは、購入者の検索と購入行動から集計されたデータにより、情報に基づいた戦略的な意思決定を行うことができます。そこから得た知見をもとに、最も効果的な分野にリソースを集中させることができるようになったそうです。

「ブランド分析について一日中話せるくらいです...得られるデータはとても素晴らしいものです」と彼女は語ります。「検索キーワードに基づいて、他のマーケットとパフォーマンスを比較することができるため、出品情報や広告費を最適化できます。これには感激しています」。

模倣品の防止の効果倍増

Brand Registryで成功を収めたLeslie氏は、Amazonの他の2つの高度な模倣品防止プログラムを利用して、さらにゲームの販売を推し進めることにしました。 Brand Registryでの登録が必要なTransparencyProject Zeroです。

Transparencyでは、個々のユニットを識別する安全な固有のコードを使用して、Amazonでの不正確な商品や模倣品の販売と出荷を防ぎます。ブランドでは、Transparencyに登録した商品に固有のコードを印刷したラベルを貼ったり、商品のパッケージにデザインしたりできます。購入者は、TransparencyやAmazonショッピングアプリでコードをスキャンすることで、どこで購入していても商品が本物であることを確認できます。

Transparencyでは、プログラムの返品の分析機能によって貴重なデータも提供されます。

「返品の分析は、販売業社別、ユニット別、バッチ番号別に、購入者が商品を返品した理由を教えてくれるので、サプライチェーンの欠陥をピンポイントで特定することができます。この情報は継続的な改善に役立つものです」と彼女は言います。

一方、Project Zeroでは、経験豊富な権利侵害の報告ツールのユーザーを対象に、侵害している出品情報を即座に取り下げられる模倣品対策サービスが提供されます。これらの報告は、ひいてはAmazonのブランドに対する自動プロテクション機能の強化につながります。

「他のマーケットプレイスツールでは常に事後に対応を行います。Amazonでは事前に取り組んでいるように感じます。Transparencyでは、コードがあれば、模倣品が購入者のもとに届き、購入者の体験を台無しにすることは不可能となります。また、Project Zeroでは、模倣品の出品情報を見つけたらすぐに出品を取り消すことができるのも素晴らしい点です」

Leslie Pierson氏
社長

切り札

売上が目標を上回ると予測されるなか、「Taco vs Burrito」は非常に順調だとLeslie氏は言います

Alex君の創意工夫とLeslie氏のビジネスセンスと労働倫理がなければ、ブランドがここまで成功していなかったとはいえ、Leslie氏はAmazonが彼女とAlex君の目標達成をサポートしてくれたことも評価しています。

「Amazonで提供されるあらゆるツールがなければ、ビジネスを運営することは考えられません。文字通り、Amazonなしでは成り立たなかったと思います」と彼女は言います。「ブランドを保護するという基本的なことを管理するためだけに、さらに人を雇う必要があったことでしょう。これらのツールを使えばとても簡単です。週に一度ツールを見て、数分で現状を把握できるのです」。

Leslie氏は、すべてのブランドがAmazonのブランド保護プログラムを試すことを勧めています。

「Amazonのブランド保護プログラムの最大のメリットは、購入者が本物の商品を手に入れられるという安心感を得られることです。圧倒的にポジティブなレビューが寄せられることから、購入者がこのゲームを気に入っていて、ゲームの購入体験にも満足していることがわかります」。

Leslie Pierson氏
社長
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場所
ワシントン州シアトル
業種
ゲーム
Amazonでの販売開始時期
2018年
ブランド保護ツール
Brand Registry
Project Zero
Transparency

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