オリジナルブランドの立ち上げ方や流れ

ここでは、オリジナルブランドを立ち上げる方法や流れと、Amazon出品サービスを活用したブランド構築についてご紹介します。
Amazon Brand

オリジナルブランドを立ち上げるメリット

オリジナルブランドを立ち上げるということは、自社の商品やサービスに対して特定のイメージを持ってもらうということです。以下のようなメリットがあります。
・他社商品との区別化が可能になる
・自社や自社の商品に対して特定のイメージを持ってもらうことができる
・リピーターの獲得や他社に対する優位性の向上ができる
Amazonではオリジナルブランドの立ち上げを支援するための様々なプログラムを用意しています。商標を取得しAmazonブランド登録をすると、ブランドを構築・保護するためのプログラムを用いてオリジナルブランドの立ち上げをすることができます。
Amazonでオリジナルブランドを立ち上げる
Amazonブランド登録
ブランド登録とは、有効な登録商標を持っている出品者が登録できる、ブランド所有者向けのプログラムです。
ブランド登録をすることで主に以下の2つのことができます。

 ● ブランドの構築
 ● ブランドの保護

ブランドの構築:ブランドストアページの開設や商品紹介コンテンツなど、ブランドの認知を高める様々なプログラムが存在し、ブランドの立ち上げをサポートします。

ブランドの保護:違反を検出して報告する効果的な検索ツールなど、悪意ある行為に対抗して知的財産を確立し保護するために必要なプログラムを提供しています。

Amazonブランド登録でブランドを構築・保護する方法はこちら
Illustrated woman standing in front of boxes on a conveyor belt in an Amazon fulfillment center

オリジナルブランドを立ち上げる方法

オリジナルブランドを立ち上げる方法は主に以下の3つです。
(1)実店舗を構える
(2)ポップアップストアやフリマへ出店する
(3)ネットショップを開設する
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。自身が持つビジネスモデルをもとに比較検討し、最も合う方法でオリジナルブランドの立ち上げをしましょう。

1. 実店舗を構える

メリット
 ・顧客に商品を実際に手に取ってもらえる
 ・顧客の反応を見ることができる
デメリット
 ・多額の初期費用がかかる
 ・十分な立地の事前調査が必要となる
商品を実際に手に取ってもらえることで、届くまで商品を実際に見ることができないネットショップと比較すると、商品への信頼を得やすいという特徴があります。
一方で、テナントの家賃や改装など、多額の初期費用が必要になるので、リスクも大きくなります。

2. ポップアップストアやフリマへ出店する

メリット
 ・実店舗を構えるよりも費用を抑えることができる
 ・場所を限定せずに各地で出店を試すことができる
 ・顧客に商品を実際に手に取ってもらえる
デメリット
 ・固定顧客が作りにくく、ブランドイメージが定着しない恐れがある
 ・設置できる商品数が少ない
ポップアップストアはイベントスペースを借りるだけであるため、実店舗を構えるよりもコストを抑えられます。
一方で、ターゲット層が定まらなかったり、固定顧客ができなかったりするとブランドイメージが定着しない恐れがあります。

3. ネットショップを開設する

メリット
 ・実店舗、ポップアップストアに比べ初期費用を大幅に抑えることができる
 ・全国の顧客にリーチすることができる
デメリット
 ・顧客に商品を実際に手に取ってもらえない
 ・顧客の反応が見れないなど、顧客とのコミュニケーションが限定される場合がある
立ち上げにかかる費用や必要な労働量が少ないため、立ち上げの障壁が一番低いと考えられます。初心者の方には特におすすめな方法です。
一方で、数あるサイトの中から見つけてもらうためには、広告を設定したり検索キーワードを最適化するなどの施策が必要です。
Amazonなら世界中の3億人以上のお客様にリーチすることができます。この集客力でブランド認知度を上げ、広い顧客層にアピールすることが可能です。今なら出品を開始した大口出品者向けに、広告の設定が無料で試せるなど、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。
Amazonで初めて出品を開始される方へ
新規出品者特典プログラム

Amazonで出品を開始した大口出品者向けに、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。

 ・ブランド売上の最初の750万円から10%分、その後売上が1億5000万に達するまでは5%分を還元

 ・FBAパートナーキャリアサービスの利用でFBA納品配送料が15,000円割引

 ・スポンサープロダクト広告で使える7,500円分のクレジットを獲得

 ・クーポン用の7,500円分のクレジットを獲得
Amazonブランド登録で使えるブランド構築プログラム
Amazonブランド登録をすると、ブランドの立ち上げに役立つ様々なプログラムを利用できるようになります。
プログラムについての詳細はこちら
ストアページ
Amazon内の自社ブランドのURLを使用して、買い物客がブランドの商品ラインナップを見つけることができるようサポートします。ブランドの規模に関わらず、ストアはブランドのストーリー、ミッション、商品をオーディエンスに紹介する魅力的な場所を提供します。
Amazon Vine
Amazon Vineとは、商品サンプルを提供することでAmazon公式の認定レビュアーにレビュー作成の依頼ができるプログラムのことです。出品者が出品する新商品について、Amazon Vineに参加することで、購入者が十分な情報に基づいて決断を下すために役立ちます。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は動画または静止画でブランドや商品のアピールをすることができます。魅力的な広告を作成することでブランドの認知を高め、購入促進および長期的な関係性の構築に役立ちます。

オリジナルブランドを立ち上げるための3つのステップ

1.市場セグメントの調査

どの市場でオリジナルブランドを立ち上げるかを明確にすることは、成功するために非常に重要なプロセスです。次の3つの観点で調査しましょう。
・Customer:トレンドや顧客の需要
・Company:事業の戦略や自社の強み
・Other Company:同業他社との区別化
上記の観点から、自社のオリジナルブランドが必要な市場はどこにあるのかを検討しましょう。また、市場で競合よりも優位に立つためには、自社の強みを活かし区別化を図ることが重要です。

2.ブランドコンセプトの設計

ブランドコンセプトを設計する際には、「だれに?」と「なぜ?」の2点を明確にすることが重要です。

    ・Who : 誰が商品を使うのか?
    ・Why : なぜ商品を使うのか?

どのような人にどのような価値を感じてもらうかをできるだけ具体的にイメージしましょう。「ペルソナ」と呼ばれる手法がおすすめです。
ペルソナの具体例
 ・名前:Amazon 花子
 ・性別:女性
 ・年齢:32歳
 ・居住地:東京都心で夫・娘と3人暮らし
 ・職業:フリーランス
 ・趣味:ピラティス
 ・生活:育児に奮闘中・余暇があまり取れてないと感じている
こうしてブランドコンセプトが明確になったら、商品を開発しましょう。そのコンセプトが想定している顧客に受け入れてもらえるかをテストしておくことも重要です。
商品開発のプロセスについては下記のページがおすすめです。

3.プロモーション(宣伝・集客)の実行

オリジナルブランドの商品が完成し販売する準備が整ったら、最後のステップとしてプロモーション(宣伝・集客)を行いましょう。Web広告を出稿したり、SNSを活用する方法があります。

Amazonで出品を開始すると、Amazonのフルフィルメントセンター(物流拠点)に商品を送る際の納品配送料が無料になる特典や、広告に使える無料のクレジットを活用しお得に販売を促進することができます。ほかにも多数の特典があり、効果的なマーケティング戦略を実行できます。
フルフィルメント by Amazon (FBA)
プライムのマークを商品につける
フルフィルメント by Amazon(FBA)は、商品をAmazonのフルフィルメントセンター(物流拠点)に保管し、購入者様から注文を受けると、Amazonがピッキング、梱包、発送からカスタマーサービスまで、すべてを担当します。また、商品にプライムのロゴが表示されるため、Amazonプライム会員をはじめ多くの購入者様に簡単にリーチすることができます。FBAをビジネスのさらなる拡大にお役立てください。
広告
商品をアピール
関連する商品の検索結果や商品詳細ページに表示されるスポンサープロダクト広告をすばやく作成して、購入者様が出品者様の商品を見つけやすくします。料金は広告がクリックされた場合にのみ発生します。また、タイムセールの実施や、クーポンを提供することで、コンバージョンの向上が期待できます。

アパレルブランドの立ち上げを成功させるポイント

ここまで全般的なオリジナルブランドの立ち上げ方を見てきました。ここからは、立ち上げに特別な資格や許可・スキルが必要なく初心者でも比較的立ち上げやすいアパレルブランドに特化して見ていきましょう。
アパレル業界のトレンドは目まぐるしく変化します。市場を定期的にチェックすることで常に最新のトレンド把握し、顧客のニーズに合った商品を販売しましょう。

商品のジャンル・カテゴリーは徐々に広げる

初めから商品のジャンル・カテゴリーを広げすぎると生産コストが高くなってしまう可能性があります。時間と費用を費やした分、万が一失敗してしまったときの損失が大きくなります。そのため、立ち上げ初期は少ないジャンル・カテゴリーから始め、ブランドコンセプトが想定しているターゲット層に受け入れられているかをしっかり確認してから、徐々に広げていきましょう。

Amazonでアパレルブランドを販売する

Amazonで販売すると、個人/法人・国内/海外問わず、幅広い顧客にリーチすることができます。また、
*プライムワードローブ機能を利用することで、これまで「購入前に商品を手に取ることができない」というネット販売のデメリットを克服し、顧客は商品を実際に手に取ってから購入を決定できます。
*現時点では一部の商品に対して選定・ご案内されるプログラムとなっております。
Try Before you Buy
決めるのは試着のあとで
*Prime Try Before You Buy は、顧客が自宅で試着した後に気に入った商品を購入できるサービスです。購入前に商品を実際に手に取ってもらえるため、商品への信頼も獲得しやすくなります。
*現時点では一部の商品に対して選定・ご案内されるプ
ログラムとなっております。
Amazonで販売できるアパレル商品例

まとめ

このページではオリジナルブランドの立ち上げ方や流れをご紹介しました。初めてのオリジナルブランドの立ち上げは不安ですが、初期費用も抑えられ比較的リスクの少ないネットショップの開設から始めることをおすすめします。

Amazonはオリジナルブランドの立ち上げを支援する様々なプログラムを用意しています。

あなたのアイデアを形にして、Amazonを通じてお客様にお届けするのはいかがでしょうか。
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