ブランド立ち上げのメリットや方法、流れを紹介

ここでは、ブランドの立ち上げるメリットや流れ、Amazon出品サービスを活用したブランド構築方法についてご紹介します。
月額4,900円(税抜) + 販売手数料
Amazon Brand

ブランドを立ち上げるメリット

ブランドを立ち上げるということは、自社の商品やサービスに対して特定のイメージを持ってもらうということです。以下のようなメリットがあります。
・他社商品との区別化が可能になる
・自社や自社の商品に対して特定のイメージを持ってもらうことができる
・リピーターの獲得や他社に対する優位性の向上ができる
Amazonではブランドの立ち上げと販売を支援するための様々なプログラムを用意しています。商標を取得しAmazonブランド登録(Brand Registry)をすると、ブランドを構築・保護するためのプログラムを用いてブランドの立ち上げを促進することができます。
Amazon Brand Registryで使えるブランド構築プログラム
Amazon Brand Registry とは、有効な登録商標を持っている出品者が利用できる、ブランド所有者向けのプログラムです。Amazon Brand Registryに登録をすると、ブランドの立ち上げに役立つ様々なプログラムを利用できます。下記がその一例です。
ストアページ
Amazon内の自社ブランドのURLを使用して、買い物客がブランドの商品ラインナップを見つけることができるようサポートします。ブランドの規模に関わらず、ストアはブランドのストーリー、ミッション、商品をオーディエンスに紹介する魅力的な場所を提供します。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は動画または静止画でブランドや商品のアピールをすることができます。魅力的な広告を作成することでブランドの認知を高め、購入促進および長期的な関係性の構築に役立ちます。

ブランドを立ち上げる方法

ブランドを立ち上げて販売する方法は、オフライン(対面)かオンラインのどちらかがあります。
オフライン:実店舗の設立、ポップアップストアやフリマへの出店
オンライン:自社サイトの開設、既存ECサイトへの登録
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。自身が持つビジネスモデルをもとに比較検討し、最も合う方法でブランドを立ち上げ、販売を始めましょう。

1. オフライン(対面)販売

実店舗で販売
メリット
 ・商品を実際に手に取ることができる
 ・顧客の反応や感想が得られやすい
デメリット
 ・テナント料や改装費など多額の初期費用がかかる傾向がある
 ・立地の十分な事前調査が必要となる
商品を実際に手に取ってもらえることで、届くまで商品を実際に見ることができないネットショップと比較すると、商品への信頼を得やすいという特徴があります。
一方で、テナントの家賃や改装など、多額の初期費用が必要になるので、リスクが大きくなる傾向にあります。
ポップアップストアやフリマへ出店
メリット
 ・実店舗を構えるよりも費用を抑えることができる
 ・場所を限定せずに各地で出店を試すことができる
 ・顧客に商品を実際に手に取ってもらえる
デメリット
 ・固定顧客が作りにくく、ブランドイメージが定着しない恐れがある
 ・設置できる商品数が少ない
ポップアップストアはイベントスペースを借りるだけであるため、実店舗を構えるよりもコストを抑えられます。
一方で、ターゲット層が定まらなかったり、固定顧客ができなかったりするとブランドイメージが定着しない恐れがあります。

2. オンライン(EC)販売

オフライン(対面)販売と比較したとき、オンライン販売には以下のメリットがあります。
メリット
 ・オフライン販売に比べ初期費用を大幅に抑えることができ、低いリスクで始めることができる
 ・全国の顧客にリーチすることができる
デメリット
 ・商品を実際に手に取ることができないため、期待とのズレが生じる可能性がある
立ち上げにかかる費用や必要な労働量が少ないため、立ち上げの障壁が一番低いと考えられます。初心者の方には特におすすめな方法です。
オリジナルのブランドをオンラインで販売するためには、ウェブサイトを開設して独自のドメイン名でネットショップを運営するか、Amazon.co.jpなどの既存のECサイトで商品を販売するか、あるいはその両方を選択することができます。

販売チャネルの比較

自社サイト

Amazon
(既存ECサイト)

立ち上げにかかる費用負担
比較的大きく
なる傾向
少ない
利益率
高い
自社サイトに比べ
低い傾向
集客力
既存のECサイトと
よりは低い傾向
高い
リピート客の獲得
しやすい
自社サイトよりは難しい
販売促進の始めやすさ
難しい場合がある
始めやすい
独自のドメイン名で自社サイトを開設する場合は、サイト製作や集客のためのマーケティングを行う必要があるため、初期費用が高くなる傾向にあります。一方、既存ECサイトとは異なり販売手数料がかからないので利益率が高くなる場合が多いです。

すでに多くのお客様を有する既存のECサイトを利用することで、より早く、少ない初期費用でネット販売を始めることができます。初めてネット販売をする場合は既存ECサイトがおすすめです。
Amazonなら世界中の3億人以上のお客様にリーチすることができます。今なら出品を開始した大口出品者向けに、広告の設定が無料で試せるなどの、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。
Amazonで初めて出品を開始される方へ
新規出品者特典プログラム

Amazonで出品を開始した大口出品者向けに、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。

 ・ブランド売上の最初の750万円から10%分、その後売上が1億5000万に達するまでは5%分を還元

 ・FBAパートナーキャリアサービスの利用でFBA納品配送料が15,000円割引

 ・スポンサープロダクト広告で使える7,500円分のクレジットを獲得

 ・クーポン用の7,500円分のクレジットを獲得

ブランドを立ち上げるための3つのステップ

1.市場セグメントの調査

ブランドを立ち上げる際、成功のためには、どの市場が最適かを明確にすることが非常に重要です。そのために以下の3つの観点から詳細な調査を行うことをおすすめします。
・顧客(Customer)の観点:
  - 顧客のニーズやトレンドを把握する
  - 顧客が求めているものを理解する

・自社(Company)の観点:
  - 自社の強みや戦略を確認する

・同業他社(Other Company)の観点:
  - 同業他社の状況を把握する
  - 自社がどのように同業他社と区別化できるかを検討する
これら3つの観点から市場を細かく分析することで、ブランドを立ち上げるのに最適な市場がどこかを明確にできます。そして、その最適な市場の中で、自社の強みを活かしながら、効果的な独自化を図ることが重要です。

2.ブランドコンセプトの設計

ブランドコンセプトを設計する際には、「誰に?」と「なぜ?」の2点を明確にすることが重要です。

 ・誰に? : 誰が商品を使うのか?
 ・なぜ? : なぜ商品を使うのか?

どのような人にどのような価値を感じてもらうかをできるだけ具体的にイメージしましょう。「ペルソナ」と呼ばれる手法がおすすめです。
ペルソナの具体例
 ・名前:Amazon 太郎
 ・性別:男性
 ・年齢:35歳
 ・居住地:東京23区
 ・職業:会社員
 ・家族構成:妻、娘と3人暮らし。共働き家庭。
 ・困っていること:共働きのため家事が大変。
こうしてブランドコンセプトが明確になったら、商品を開発しましょう。そのコンセプトが想定している顧客に受け入れてもらえるかをテストしておくことも重要です。
商品開発のプロセスについては下記のページがおすすめです。

3.プロモーション(宣伝・集客)の実行

ブランドの商品が完成し、販売する準備が整ったら、最後のステップとしてプロモーション(宣伝・集客)を行いましょう。Web広告を出稿したり、SNSを活用する方法があります。

Amazonで出品を開始すると、Amazonのフルフィルメントセンター(物流拠点)に商品を送る際の納品配送料が無料になる特典や、広告に使える無料のクレジットを活用しお得に販売を促進することができます。ほかにも多数の特典があり、効果的なマーケティング戦略を実行できます。
フルフィルメント by Amazon (FBA)
プライムのマークを商品につける
フルフィルメント by Amazon(FBA)は、商品をAmazonのフルフィルメントセンター(物流拠点)に保管し、購入者様から注文を受けると、Amazonがピッキング、梱包、発送からカスタマーサービスまで、すべてを担当します。また、商品にプライムのロゴが表示されるため、Amazonプライム会員をはじめ多くの購入者様に簡単にリーチすることができます。FBAをビジネスのさらなる拡大にお役立てください。
広告
商品をアピール
関連する商品の検索結果や商品詳細ページに表示されるスポンサープロダクト広告をすばやく作成して、購入者様が出品者様の商品を見つけやすくします。料金は広告がクリックされた場合にのみ発生します。また、タイムセールの実施や、クーポンを提供することで、コンバージョンの向上が期待できます。

よくある質問(FAQ)

ブランドを立ち上げるために事前に準備するべきことは何ですか?
一般的に、ブランドを立ち上げ販売を開始する前に準備すべきこととして以下が挙げられます。
  • 初期費用(開業資金):ビジネスの規模、商品の制作を委託するか自分で作るのかなどによって必要な初期費用は異なります。実店舗を構える場合、テナントの改装費・家賃なども必要なため初期費用が高額になる傾向があります。
  • 開業届:事業としてブランドを立ち上げる場合には開業届の提出が必要です。事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出する必要があります。開業届について詳しくは国税庁のホームページをご確認ください。
  • 商標登録:商標登録は義務ではありませんが、同じブランド名を他者に登録されてしまうと、そのブランド名が使えなくなってしまうため、事前に商標登録をしておくことを推奨しています。商標登録の出願方法について詳しくは特許庁のホームページをご確認ください。
  • ※上記は2024年10月17日時点の情報であり、弊社がその内容につき、正確性、妥当性及び完全性を保証するものではありません。
また、立ち上げたブランドをオンラインで販売する場合は、事前にネットショップのアカウントを開設します。Amazonで販売を開始する場合、以下の3Stepでアカウントを作成することができます。
1. Amazon出品用アカウントを作成するページに移動する。

2. Amazon出品用アカウント登録をする。
 ・登録手順について詳しく見る
 ・登録の際に必要な本人確認手順について詳しく見る

3. セラーセントラルにて割賦販売法対応に伴う情報を提供し審査を受ける。
 ・割賦販売法の審査の手順について詳しく見る
  
Amazonでオリジナルのブランドを販売することはできますか?
はい、可能です。Amazonではブランドの販売を促進するための様々なプログラムや特典をご用意しています。

Amazon Brand Registryに登録すると、ブランドストアページの開設などのブランドの認知を高める様々な機能や、違反を検出して報告するツールなど、ブランド保護のため機能をご利用いただけます。Amazon Brand Registry によるブランドの保護・構築方法ついてはこちらをご参照下さい。
Amazonでブランドを立ち上げるメリットはありますか?
Amazonでブランドを立ち上げるメリットとして以下が挙げられます。
  • 集客力:国内の月間ユーザー数は6000万人1を超えており、多くのユーザにリーチすることができます。
  • 販売促進のサポート:支払いの処理、カスタマーレビューの管理、プロモーションの実施などにAmazonのツールを利用することができます。また、Amazonで出品を開始した大口出品者向けに、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。
  • コミュニティ:Amazon出品大学でネット販売を成功させる方法を無料で学ぶことができます。また、Amazon出品者向けのオンライン掲示板であるセラーフォーラムで質問したり、他の出品者の投稿を見ることができます。これらはAmazonにおけるネット販売のサポートやトラブルシューティングに役立つ貴重な情報源となります。
  • ブランドの構築・保護:Amazon Brand Registry をすると、ストアページやレビューを集めるVineなどの構築プログラムを利用でき、ブランドの認知度向上に寄与します。
    また、Amazonでは、ブランド所有者が安心して販売を行うことができるように、ブランドの保護にも注力しています。継続的な監視と防止策をとることで悪質な出品の99%以上2をブランド所有者が発見・報告する前に阻止しています。
Amazonでブランドの販売を開始した場合、特典はありますか?
Amazonで出品を開始した大口出品者向けに、販売を促進するための特典プログラムをご用意しています。特典を活用することでお得に様々な販売促進プログラムをお試しいただけます。
以下は特典の一例です。
※特典は適用条件があります。詳細はこちら
※当プログラムは予告なく終了する場合がございます。
  • クーポン手数料用の7,500円分のクレジットを獲得
  • スポンサープロダクト広告の利用について、7,500円分のクレジットを獲得
  • FBAパートナーキャリアサービスの利用でFBA納品配送料が15,000円割引
  • Amazon Brand Registryの登録をすると、ブランド売上の最初の750万円から10%分、その後売上が 1億5,000万円に達するまでは5%分を還元
月額4,900円(税抜) + 販売手数料

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