ヨーロッパに進出する出品者様の多くは、AmazonのFBAヨーロッパフルフィルメントネットワーク(EFN)を足がかりにしています。EFNを利用すると、商品の保管場所が1か国で済みます。そのため、ヨーロッパのマーケットプレイスにおけるビジネスの動向を探る間、VAT登録、申告、規制準拠などにかかるコストを最小限に抑えることができます。
商品を保管している1か国以外のマーケットプレイスで販売を行っても、売上に関する規定のしきい値を超えるまでは、他の国で登録する必要はありません。そのため、最初から複数の国でVAT登録をすることなく、ヨーロッパのマーケットプレイスにおける動向を探ることができるのです。ビジネスの成長に合わせて売上が増加してきたら、
汎ヨーロッパFBA(Pan-European FBA)といったフルフィルメントの選択肢を検討することをお勧めします。
※英国のEU離脱に伴い、上記について一部変更がございます。
詳しく見るある出品者様はこう話します。「私たちが汎ヨーロッパFBAに移行した理由には、配送にかかる時間を短縮できることや、配送コストを安く抑えることができるといった利点があります。そして、ビジネスの成長に伴い、7か国すべてでVAT登録できるだけの販売速度に近づいていました。汎ヨーロッパFBAへの移行後、販売がさらに増加したため、VAT登録に資金を費やした価値があったと実感しました」
汎ヨーロッパFBAを利用すると、Amazonは出品者様の需要に合わせてヨーロッパの7か国に在庫を配分します。つまり、7か国すべてでVAT登録が必要になります。