販売事例: ベーシックリビング

「思っているよりもハードルは低い」

- 10年の海外販売経験で築いた
成功の秘訣

海外ビジネスへの想いが原点

ベーシックリビング様の代表・大屋様には、もともとアメリカでの居住経験があり、独立当初から「海外へモノを作って売りたい」という強い思いを抱いていました。「独立するときに、日本のモノを作って売りたいと思ったのです。」と当時を振り返ります。

同社は当初再販事業者としてスタートしましたが、自社商品も手がけたいという気持ちから自社ブランドを立ち上げました。日本のデザインで日本製のものにこだわり、OEMで輸出事業を展開。現在では猫爪切りなど、日本製の強みを活かした商品ラインナップで海外市場での地位を確立しています。

半信半疑から確信へ
- Amazon海外販売との出会い

2014年頃、Amazon海外販売をスタートしたベーシックリビング様。「他のECプラットフォームがある中で、Amazonだと日本にいても比較的簡単に出品できるようになったのがきっかけで始めました。」当時は個人事業主として、まさに手探りでのスタートでした。

「Amazonを始めたときは本当に売れるかどうか半信半疑でした。でも売れることがすぐわかり、そこから徐々に商品を増やしていきました。」このように確信を得てからの成長は目覚ましく、やがて法人化を果たし、現在では海外売上が会社全体の10%を占めるまでに成長しています。

FBAなくして海外展開なし

同社の海外展開で欠かせないのが、FBA*(フルフィルメント by Amazon)の存在です。実は当初、ベーシックリビング様は自社出荷(MFN)で販売を行っていました。しかし、「税関申告書の書き方など試行錯誤でやっていました」と当時の苦労を振り返ります。

転機となったのは、アメリカで発生した寒波による配送トラブルでした。「アメリカで寒波があり空港で商品の配送が止まり、お客さんのクレームに繋がるなどの事象があり、FBAに切り替えました。」この経験から、現在では「FBA倉庫があるかどうかが新しい国への進出の決め手になっている」と断言するほど、FBAサービスを重視しています。

FBA導入の効果は配送面だけにとどまりません。「当初自社でカスタマーサービス要員を3-4人構えていましたが、FBAを利用することで人員を最適化し人的リソースを削減することができました。」人的リソースの最適化により、より戦略的な業務に集中できるようになったのです。

*FBA:フルフィルメント by Amazonのプログラムとサービスは、出品者が商品をAmazonフルフィルメントセンターに納品し、Amazonがこれらの商品をピッキング、梱包、出荷して、カスタマーサービスの提供も行います。

各国の特性を活かした戦略的展開

ベーシックリビング様の海外展開戦略は明確です。「アメリカの規模が大きいため、新商品のトライはまずアメリカから行い、とにかく挑戦してみる。」アメリカでレビューがついて信頼性が出てくると、他の国にリサーチや展開していく順序を取っています。

この戦略により、各国の特性も見えてきました。「DIYツールだとドイツで売れやすい、日本製の猫爪切りは国を問わず売れるなど傾向があるとわかりました。」商品をまずは展開してみてから、各国の在庫配分を考える柔軟なアプローチを採用しています。

「会社の強みとして複数の国でトライできるところがあります。とりあえずやってみて、失敗すれば他の国で試すことができる。各国に販売機会があるのです。」

そのような海外展開において特に重要だったのが、「日本ブランド」としての訴求方法でした。「訴求ポイントとして、日本人だとそこまで強調しないくらいわかりやすいように日本をアピールしています。理由としては、安い中国製品に埋もれないように、日本産や日本ブランドを強調したいためです。」

商品ページ作成では、商品開発の担当者が差別化ポイントや訴求ポイントをまとめ、イギリス出身のマネージャーにチェックを依頼。さらに商品ビジュアルについても現地出身者の目線で確認と改善を行うなど、現地の視点を積極的に取り入れています。

JAPAN STOREプログラムで
知識を体系化

海外販売を始めて数年後、ベーシックリビング様はJAPAN STOREプログラムに加入しました。それまでは手探りでの運営が続いていましたが、プログラム加入により状況はより良い方向に変わりました。

「伝聞で聞いて学んで実践していましたが、JAPAN STOREに参加したことによりステップバイステップで知識を得ることができました。ウェビナー動画などとても参考になりました。」と海外販売担当の木元様は振り返ります。


JAPAN STOREプログラムとは

JAPAN STOREプログラムは、米国・英国のAmazon上に日本企業の商品を特集して掲載する「JAPAN STROE」という特設ページを設置し、ジェトロとAmazonが連携して日本企業の海外展開を支援するプログラムです。
販売事業者向けの出品・売上拡大サポートの提供やマーケティングによる販売促進、Amazon販売ノウハウに関するウェビナーなどの情報提供を行っています。

ベーシックリビング様にとって特に価値があったのは、体系的な学習機会でした。「それまでは試行錯誤で進めていた部分が多かったのですが、プログラムのおかげで効率的に必要な知識を習得できるようになりました。」

変化し続けるルールへの適応

10年間の海外販売で学んだ最も重要なことの一つが、変化への対応力です。「時代とともに変わっていく各国のルールや、Amazonのルールに確実に適応していくことを意識しています。」

この姿勢の根底にあるのは、自主的な情報収集の重要性への理解です。「各国の法律や税制は複雑で、常に変化しています。私たちは事業者として、まずは自分たちで情報を収集し、理解することを心がけています。わからないことは専門家に相談しますが、基本的な知識は自分たちで身につける必要があります。」

VAT登録などの複雑な手続きについては、「現地の経験がある担当者などのサービスに頼りました。会計士などとコミュニケーションを取って進めてもらいました。」と、適切な専門家との連携を重視しています。「ただし、専門家に任せっきりにするのではなく、私たち自身も常に最新の情報をキャッチアップするよう努めています。事業者としての責任を果たすためにも、自分たちで学び続けることが大切だと考えています。」

オンラインからオフラインへの発展

現在、ベーシックリビング様が最も力を入れているのが、オフライン展開への準備です。「会社グループで、現状海外売上が10%くらいですが、海外販売を3-5年で30%くらいにあげていきたい」という明確な目標を持っています。

その戦略の核となるのが、Amazon実績の活用です。「Amazonでまず売れている実績を作って、『Amazonで売れている商品』という箔をつけて海外の展示会に行きたい。そうすることで、バイヤーの目にも留まりやすいと考えています。」

「昔は外国にオフラインで取引をするとなると、数百万円を出して展示会に出展し、1年単位の期間でトライする必要がありました。今はAmazonでまず試し、実績を作る環境があるため、ハードルが低くなっています。」

これから海外進出を考える企業へのメッセージ

10年間の経験を踏まえ、ベーシックリビング様からのアドバイスは明確です。

「ハードルが思っているよりも低いので、とりあえずやってみるくらいの気持ちでぜひチャレンジしてもらいたい。自信のある商品さえあれば、チャレンジしない手はありません。海外は市場規模も大きく、当たれば大きいので夢があります。」

「世界の人々に見てもらえる機会があるのです。自社で製品を作っている人なら、市場が大きいからこそ、販売開始をしてすぐたくさんの売り上げがあるということも夢じゃないんです。」

最後に、日本のものづくりへの信頼を込めて、こう締めくくります。「日本で作っていて良いものは、売れるんじゃないでしょうか。『これアメリカで売ったらどうだろう?』そんな気持ちで始めてみてください。」
場所
日本
出品中マーケットプレイス
アメリカ・カナダ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・オーストラリア・アラブ首長国連邦

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